受け継がれていくもの 〜地域との接点〜

健康寿命を伸ばすための「楽」・「笑」・「学」の取り組みは、ゆうゆう壱番館での生活の中で欠かせない大切なキーワードです。
地域の方々や、入館者様同志の交流を通して、開放的で活力ある館の運営を行っています。多世代で参加できる多種多様なイベント、カルチャーサークルは風通しの良い環境を創り出しています。それが、開館時から受け継がれているゆうゆう壱番館の存在価値なのです。

タイトルの「音景色」とは、音楽が鳴っている空間の景色のことで、また音楽が人の心のなかで思い出させる景色を意味しています。「音景色フロアーコンサート」は、その名のとおり、質の高いプロの演奏家による音楽が、入館者様や地域の皆様の心のなかで息づき、壱番館の毎月恒例の景色となっています。春・夏・秋・冬と四季を巡って、毎回聴きに来られる皆様と、コンサートを協賛いただいている地域の企業様の支えによって、地域に根付いたコンサートとなりました。

「笑う門には福来る」の言葉通り、「笑い」は健康の源。観山荘別館様とのコラボレーションにより開催しているゆうゆう壱番館寄席は、笑いの渦に満ち溢れます。演者さんは何れも真打の師匠で、東京の寄席で演じられる噺が、正に身近で楽しむことが出来る本格的な寄席です。併せて、季節を彩る観山荘別館様のお弁当に舌鼓を打ちながら、非日常的な空間をお楽しみいただいています。

生涯を通じて学びの意欲は継続していきます。「暮らし」、「健康」、「美容」、「相続」、「文学」などテーマは多種多様で、特に「生活上のお困り事」を解決すべく、その分野で活躍されている講師により毎月開催しています。入館者様をはじめ、地域の方も参加して学べるようになっており、地域交流の場としても機能を果たしています。

「リレーぎゃらりぃ」は、地域の皆様と壱番館を結ぶサロンとして、毎月開催されています。絵画や写真、オブジェなど様々な作家の作品を展示。地域の方に無料で解放し、壱番館ロビーのくつろぎのスペースとして、入館者様をはじめ、地域の皆様にお気軽に立ち寄っていただいています。出展はリレー形式で、次の出展者を紹介いただきながら毎月つながっています。

ゆうゆう壱番館の入館者様は、生涯現役を目指しています。その為に趣味は、欠かせません。同じ趣味を共有することで友人が増え、有意義な時間を過ごすことが出来ます。継続して打ち込める大人の趣味を持つことは、心を開放し、脳の活性化にも役立つとされています。壱番館のカルチャーサークルは、文化・健康・音楽と幅広く11サークルあり、地域の皆様も、多数参加しています。

ひとあし早い春の訪れを告げる梅見や、桜を見るだけで心がうきうきするお花見など、季節の折々を感じる『バスハイク』を、壱番館では地域の皆様にもご参加いただきながら開催しています。地域の皆様には、バスハイクの集合場所が壱番館ということで大変喜ばれ、入館者様とも親交を深め、それがきっかけでご入居いただい方もいらっしゃいます。『バスハイク』の醍醐味は、なんといっても旬の食材を使ったお料理です。いつもと一味違った時間を堪能いただいています。