ゆうゆうフォトアルバム


「 偲ぶ想い~ わらびの会 ~ 」



10月23日のわらびの会は雨が降らない、という事実は、既に伝説化しようとしているかもしれない。

朝は曇り空だったのにも関わらず、献花の頃は和かい秋の陽射しが差し込んできた。

昨年の10月から今日まで9名の入館者の方とのお別れがあり、今までに176名の方々をお見送りした。
茶話会では、主にその9名のカ方々の想い出の写真を映して、故人を偲ぶ。

故人を知らない入館者の方もいるから、この際お顔を拝見されて、

━ ああ この方が…

と、改めてご認識される方も少なくない。

生前に言葉を交わしたことがない方でも、同じゆうゆう壱番館に住んでいるもの同士というご縁を感じると共に、
なにかの偶然でゆうゆう壱番館でいっしょに過ごした時間を想うと、偲ぶ想いから、心も豊かになっていく。





「 流れる雲にのって 」



ロビー奥のソファはガラス張りになっていて、見上げると青空が眺められる。

弦楽四重奏の音色を聴きながら、上を見上げると青空を背景に白い雲が流れていく。
流れる雲を眺めながら、四重奏のクラシックを聴いていると
いろいろな幻想シーンが連想できるくらいの音景色になった。
意外な発見だ。

6月に初の弦楽四重奏の音景色を彩ると、大反響で,早速今日の音景色を描くことになった。
予想通り、満席103名の聴衆はすっかり魅了されてしまった。

思わず、

━ 心が、ハートが洗われましたね、

と、コメントすると、すべての聴衆がうなずかれたことで、今日の音景色の完成度が図られる。
生で拝聴する弦楽四重奏の魅力は果てしない。

加えてそれぞれが使っている楽器の歴史を説かれた。
一番若いヴァイオリンでも100年以上前の1907年と1899年製、
ヴィオラは1773年のもの、チェロは1805年のもの、
それぞれ約250年、215年前に造られた楽器。
江戸時代に作られた楽器が今日まで受け継がれて、今日、ゆうゆう壱番館で音景色を彩る。


果てしないロマンが青空に拡がっていく。



ゆうゆう壱番館レンタルスペース『ゆうゆうラボ』で藍染体験教室が開催されました。
きっかけは、ご自分で作った藍染のストールを職場の同僚の方たちが、「私たちも作ってみたい!」ということからでした。
文化センターで藍染教室に通っているM様は、藍染教室の芳賀(よしが)先生に相談して、今回『ゆうゆうラボ』で体験教室が実現しました。小学生のお子様も交え10名の方が体験教室に参加されました。
ストールやTシャツのワンポイントで藍染を制作され、素敵な藍染の作品が出来ていました。

ゆうゆう壱番館レンタルスペース『ゆうゆうラボ』では、地域の方にレンタルスペースをお貸ししています。
『このスペースを趣味の集まりで利用したい!』などお問い合わせお待ちしております。


作品を染めています。

藍染の入った容器

どんな柄に仕上がるか楽しみ♪

綺麗に染まったね!



「 消防避難訓練 」



火災警報が発報したら、所在するスタッフの連携で対応する。

今日の訓練では、夜間を想定して、夜勤の管理スタッフと介護ヘルパーの連携を中心に訓練に臨んだ。

小倉南消防署予防課の署員の方より、発報時火災現場を想定して、


━ その部屋のどこから火が出ているのか

━ 消火器で初期消火が可能なのか

を、仮想現地での説明があり、その対応について再考することになった。

入館者の方に、これからの時期の火災予防のセミナーを開催後に、スタッフが残り、
消火器の使用方法の実地訓練の確認と消火栓の使用方法のレクチャを受け、
消火栓の使用方法の意識は希薄だったことに気づかされる。


有意義な訓練だった。




台風19号
『大型で非常に強い台風19号は、12日(土)午後7時前に伊豆半島に上陸し

台風19号は、12日午後6時の時点で、中心気圧は955ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルとの事で、

現在、群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、静岡県に大雨特別警報が発表されているようです。
これらの地域では、台風19号の接近に伴って、これまでに経験したことのないような大雨となっていて
最大級の警戒をしてくださいとの事でした。

また、13日(日)明け方にかけて、北日本から西日本の広い範囲で潮位が高くなる見込み…

さらに、13日かけて、西日本から東北の広い範囲で雷を伴った猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、
この先も東日本を中心に、記録的な大雨となる可能性があります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒して下さいとの事でした。』



…連日の災害に、心を痛めるばかりです。
私の家族も、千葉に住んでいますが、
前回の台風で屋根を飛ばされ、まだブルーシートで簡易的な補修のみのようです。

現地で災害に遭われ、不便な生活やご不安な毎日を送られている方々が、
一日も早く、安心して生活出来ますように、
心から願うばかりです。。