「 うっとり 」
新春初回の音景色の会場には、終演後、120人ものうっとり感が漂っていた。

楊 藝(ヤン イー)さんの二胡と楊 晶(ヤン ジン)の楊琴、琵琶の演奏にすっかり魅了されたからだ。
二胡と楊琴の音色は、何とも哀愁に満ち溢れ、旅情のもの哀しさを聴衆に与える。

代表的な曲 ━ 燕になりたい は、大陸を羽ばたく燕を見上げながら、そんな自由をうらやましく憂いながら、想いを馳せる曲。
10曲に及ぶ、それぞれの曲に込められたイメージを描きながら、聴き込むとその情景や情念が湧き上がってくる

二胡は2本の弦を操る中国の代表的な弦楽器。
楊琴は対照的に187本の銅弦を2本の小竹で打ち鳴らす。
その対照的な民族楽器からかもし出される音景色が、そのうっとり感を生んでいる。

楊 晶さんが独りでつまびく、琵琶は表は桐、裏は黒檀(こくたん)で作られ、日本の琵琶と違い、バチを持たずに5本の指に爪を付けて、楽器をほぼ垂直に立てて演奏する。
独りの演奏ながら、その所作と音色の奥深さに引き込まれていく。

中国から楊 晶さんのご両親も鑑賞に来られていて、紹介させてもらったことで、会場の雰囲気もさらに和んでいく。

━ うっとり
今日は、そんな言葉がぴったりの音景色だった。







~陽春の調べ 二胡・楊琴コンサート~

1月の「音景色フロアーコンサート」は、楊藝(ヤン・イー)氏、楊晶(ヤン・ジン)氏をお迎えして二胡と楊琴の音色で新春を彩ります。
お楽しみに。

日時 / 1月19日(土)14:30~15:30
参加費 / 500円(税込)
出演者 / 楊 藝(ヤン・イー)二胡、楊 晶(ヤン・ジン)楊琴

曲目 / 荒城の月、燕になりたい、花好月圓、その他

<お願いとお知らせ>

・1月17日(木)までに、093-961-0001へお申込みをお願いします。
・席に限りがございますので、お早目に会場へお越しください。
・一般駐車場はございませんので、公共交通機関でお越し下さい。
・コンサート終了後、ゆうゆう壱番館の館内見学ご希望の方はご案内いたします。
・お抹茶カフェも開催いたします。(200円)

次回 / 2月16日(土)の「音景色フロアーコンサート」は、クラリネット、ピアノ、ベースのトリオでジャズ・ライブをお楽しみいただきます。