壱番館のメールボックスには、額に入れた手ぬぐいを飾っています。
入館者様の皆様に季節を感じていただけるよう、毎月、手ぬぐいはその月や季節を表す柄を選んでいます。
先日、お正月用の宝船に干支がのっているおめでたいものから、節分用の
鬼が描かれている手ぬぐいに替えました。
今年は、2月3日ではなく2月2日が節分のようですね。
実は、12枚ある手ぬぐいの中でこの絵柄が一番大好きなのです。
夕日を見上げ、子供の鬼の手をひく鬼の後ろ姿に、何とも言えぬ哀愁や悲哀を感じて
しまい、「鬼は外!」とは言えなくなりました。

調べてみると、一部の地域や神社・寺院によっては、「鬼は外」ではなく「鬼も内(鬼は内)」としているところもあるそうです。

今年は歳の数だけ豆を食べて(お腹いっぱいになりそうですが・笑)、「鬼は外!」ではなく、無病息災を祈り「新型コロナ退散!!」で節分を楽しみたいと思います。