『 真赤なカーネーション 今年も受取り とても嬉しくなりました。
   もう一年たったのだと つくづく感じながら カーネーションと会話いたしました。
   本当に有難うございました。

   テニスコートの桜の花とても立派ですネ。
   桜の花 葉桜と とても感動して望めております。
   一本の桜で充分 楽しんでおります。
   他に桜の木を植えなくてもよいとおもっております。
   皆さんは如何ですか。 』

母の日のカーネーションのお礼のお手紙の紹介です。
桜の木ですが、入館者様からの要望等をお知らせいただく「平成目安箱」に
桜の木を増やしてほしいというお手紙を頂戴し、毎月発行している「運営懇談会議案書」
で紹介しました。

壱番館には、テニスコートに桜の木が1本あり、今年はその下で
お花見茶会を開催しました。
 


たくさんの桜に囲まれて、幻想的な花の雲を楽しむことも素敵ですが
一本桜の姿に、思いをはせることもまた一興ですね。


ピンク ピンク ピンク

少し探せば、壱番館の中にはピンク色が。

ヘルパーの制服や、レストランスタッフのエプロンもピンクです。


ピンクは、人を和ませ、優しい気持ちにしてくれる色だそうです。
また、興奮や攻撃性を弱める効果もあるようです。

明日から、福岡県には緊急事態措置が実施されます。
不要不急の外出の自粛など行動が制限され、感染してしまうのでは
と不安な気持ちを抱えて過ごす日々が続きます。

ピンク色を見て、少しでも心が和みますように。


 母の日のカーネーションのプレゼントに入館者のK様より
 お礼のお手紙を頂戴しました。 

 「 今日の母の日 よろこんでとどいたまっ赤なカーネェションに 私の百年をこした誕生日も
   はからずもお祝い出来て とてもうれしい一日になりました。

   すごして来た百壱年を大切に 此の後の日々もすごしたいと存じております。
   生きていくことの大変さを よくよく考えています。 

   カーネーションありがとう。
   心からお礼申し上げます。 」


ご高齢になると、字を書くことがとても大変だと入館者様から
よくお聞きします。
100歳をこえられたK様が、一文字 一文字 思いをこめて
綴られたお手紙。

こちらこそ、本当にありがとうございます。
来年もお届けできますように・・・


 「わ~! ありがとう!! とてもうれしい!!!」

「こちらがお世話になっているのに。これからもよろしくお願いします。」

「入館者のみなさんにお配りしているの?  大変ですね。ありがとう。」

  母の日の赤いカーネーション。

 入館者の皆様のほころぶ笑顔、潤む瞳、私達に対する労いの言葉、感謝の言葉

  プレゼントした以上のものがかえってきました。




今日は、母の日。
感染症の影響で面会もままならぬ、異常な状況下。
一輪のカーネーションに壱番館からのせめてもの感謝を込めて 贈らせて戴く。