サポート記


おかげさまで「ゆうゆう壱番館」は、7月で30周年を無事に迎えることができました。これもひとえに多くの皆様のお力添えとあたたかいご支援、ご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。

開館時より、高齢者住宅の運営として介護・医療目線ではなく、入館者様が「住まい」として生活をしていく中で、将来への不安を取り除き、介護を予防していく「環境」や「仕組み」が工夫されてきました。これからも同様に入館者様が楽しく、生き甲斐を持ち、心と身体が健康であり続けられる生活を送っていただけるように運営を心がけて参ります。

また、これまでの運営を振り返り『30周年記念誌』を発刊致しましたので、ご希望の方はゆうゆう壱番館(電話:093-961-0001 若しくはメールにて)までお問い合わせください。

株式会社 不動産中央情報センター シニアライフ事業部部長 加治英則

ゆうゆう壱番館館長 江頭佐智子




田室信哉(たむろしんや)さんの手にするフルートは、約50CMの長さしかないのに、マイクで拾わなくても、バックで伴奏するピアノにかき消されることなく、その音色で映画音楽からクラシックまでの音景色を鮮やかに彩ってくれる。

身体のオーバーアクションはないものの、相当の肺活量でないとこんなフルートの演奏は奏でられないだろう。

英国王立音楽大学を卒業され海外でフルート演奏の研鑽を積み、数多くの受賞歴のキャリアがその演奏を物語っている。

ピアノ演奏の末永龍一(すえなが りゅういち)さんは、2011年にゆうゆう壱番館でプロデビューの第一歩を踏み出して以来、国内でのジョイントコンサート、ソロコンサートから各受賞歴も幾度となく重ねて、着実にキャリアアップしている新進気鋭の若いピアニストだ。母上が当社のスタッフという身近さもあり親しくさせてもらっている。

田室さんが外れて、1曲だけのソロ演奏があった。

平昌(ピョンチャン)五輪で羽生結弦選手の演技で流れた『ショパン・バラード1番』。

━  スケートでは3分くらいの曲でしたが、 今日はノーカットで弾きます。と自らの紹介で演奏された、そのバラードは10分の長編で会場がら満場の拍手が起こる圧巻の音景色だった。

お揃いのワインレッドの蝶ネクタイで穏やかなお二人だが、奏でる演奏は、 時に心が洗練され、時に力強く身体が躍動する。

地元企救丘で夕刻行われる『まつりみなみ花火大会』に行かれる方も多い中、100名の聴衆の方々の表情も花火のように、華々しくすっきりと映った。



2018年7月21日(土)ゆうゆう壱番館において、北九州市企画調整局地方創生推進室主催による、北九州市版 生涯活躍のまちについての説明会が開催されました。

これは、北九州市が地方創生の推進にあたり、アクティブシニアの定住・移住の推進や社会活動の積極的な参加、継続的な医療・介護が受けられるための街づくり「北九州市版生涯活躍のまち」の構築に向けた取組みの一環です。

このたび、モデルエリアの1つである小倉南区守恒周辺地区において、北九州市とゆうゆう壱番館が連携して検討を進めていくことが決定され、このことは北九州市における6つのモデルエリアのなかで2番目の取組となりますが、同一の自治体内で2つの「生涯活躍のまち」が立ち上がるのは全国で初めてとなります。

連携決定の大きな理由として、ゆうゆう壱番館は開館以来30年に亘り、地域を含めたコミュニティとの関わりを様々なイベントを通じて取り組んできた実績が挙げられます。また、地域の多世代がゆうゆう壱番館に集い、一方では入館者様の健康寿命を延ばす取組みや、自由で安心の住生活環境を目指してきたことも大きな要因です。これからもゆうゆう壱番館は、事業活動を通じて地域に貢献できればと考えております。



フロントに飾っている可愛らしいぬいぐるみ。
「あみぐるみ」というらしいですが、作家さんの手作りです。
フロントに来られる入館者の方にも好評で、「かわいいねぇ」という声を良く聞きます。
7月も夏っぽい感じで、特にブタの蚊取り線香が細かくてお気に入りです。


ちなみに6月はこんな感じ。


小物の傘がかわいいです。








「福多く 幸多く」

古典落語の持ちネタが200以上という、立川 談幸師匠の噺は、その名の通り、玄人受けする色合いが強い
「 鹿政談 」で続く、奉行の取り締まり段のよどみない言葉のやり取りは、その話芸として聴き入ってしまう。

━ ここにきたのは、4年ぶりですねえ

東京生まれの、語尾に江戸っ子気質を思いながら、それを思い出して頂きながら、前回のネタ帳を下に、今回は「 大師の杵 」「 鹿政談 」の古典と「なったようだ。

━ 福多く 幸多く
立川 談幸

残してくれた、色紙にも その玄人肌が滲み出ている。